三毛子、保護作戦

花の中に花

草ぼうぼうになっていた庭に、小さな花が咲いている。よくみると、花の中に、また小さな花の形が。めずらしいと思い、しばらく眺めつつ、草をむしった。あまり手入れのされていないこの庭に、よく遊びにきていた二匹の子猫がいた。好奇心の塊の猫たちに私は、twins(9月29日の投稿)と名づけた。

けれどもそのうちの一匹が事故(?)で死んでしまい、(昼寝でもするようにして君は・・・。 10月11日投稿)残った方に三毛子と名づけ、気にかけていた。なにもしないまま時間が過ぎ、でもやっぱり気になって、死んだ相棒のようにならないために保護をして里親を探すことを決心。知り合いの方から大きめのケージを借りてきて、餌付けを始めたが、これがなかなかうまくいかない。

昨日、ようやく玄関まで誘導することができ、中に置いた餌を食べてくれたが、こちらが動くとすぐに逃げるので、しばらくはまず慣れさせることにした。

保護猫の活動をしている方の話によると、三毛猫はかなりの人気があって、とくにオスは相当めずらしいからすぐに譲渡先が決まるそうだが、三毛子はメスだから、確証はない。

オスが死んでしまったあと、姿をみせなくなった三毛子。その後の消息が気になっていたが、近所の軒先で暮らしていた。その家の主は軒先を提供しているだけで、餌はやっていないという話をしていた。ほかの誰かが餌をやっているという話も聞こえてくるが、誰なのかはわからない。

ほかにも野良がいて、三毛子を慣れさせるために餌をやりに行くと、常時いるのは三毛子を含めて3匹だ。そこにときどき黒猫やトラ猫が混じっている。

チビとまる子のことがあって、ほかの猫まで手が回らないのが現実。うまく保護ができれば、あとは里親探し。なかなか道は遠いが、死んでしまった相棒のようにならないためにもなんとかしてやりたい。子猫の時期は過ぎたから難しいかなあとも思うが、とにかくやってみることにした。

チビだって、初めは近寄ることさえ難しかった。それでも今は体に触れさせるまでになった。今ではころころと転がってお腹をみせ、ブラッシングをしてやると小さく、ごろごろと喉も鳴らす。なので、焦らずに少しずつやることにした。

どうか、優しい飼い主さんが現われてくれますように。もしも、このブログを読んでくださっている方の中に関心がおありの方はご連絡ください。(コメント欄にご意見いただければと思います。なお、メールアドレス記入が必須となっていますが、アドレスは公開はされませんのでご安心を)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。