2022年6月– date –
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心が透けてみえるとき
ここの猫はここで終わるのがいい。自分もそう思っていた。悲惨なシロをみるまでは。 見て見ぬふりができなくなって、こんなになって、そして・・・。 -
ドクターカーに乗る。
公園のシロの保護のことで市役所に行った。対応は、きわめて冷淡で、こちらの話を聞こうとしなかった。あまりの対応にショックをうけ、倒れてしまった。 -
今日という日を愛せるかい。
今日という日を愛せるのは、とてもうれしいことだよね。耳をなくしたシロが、そう語っている気がした。 -
希望と落胆
この橋の向こうには、渡ってきたところは過去、渡る先は未来と書いてある。 シロにもまだ未来はあるのだと思いたい。 -
見捨てられた子
片耳が溶けてしまうようになくなった子がいる。公園の猫、シロだ。 病院に連れていくだけでも、いくつもの障害。 -
やるか、やらないか。君はどっち?
どうしようかと迷うとき、結局は、やるかやらないか、だということだと知る。 ぐだぐだと考えていても、いい結果は出てこないようで、思い切ってやってみるといいことに出会う。
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