ミーナは、サッカーでテレビにはまって以来、よくテレビを見るようになった。
そして、テレビのからくりを知りたくて、あちこちを覗く。
きょうも、岩合さんの世界猫歩きを見ていたら、さっそくやってきて、「おっ、なんだ、これは」という感じで見始めた。
猫が歩いて行くと、その先を確かめるように、窓の外を見ては、「あれっ、なんでいないんだよ」と不思議そうな顔で、また画面をみつめる。
テレビの中の三毛猫と目の前の三毛猫が二匹いる。
ミーナは、生後8カ月くらいで保護したときにも、やはり初めて見るテレビに興味を示していたが、そのうちに飽きてしまい、それ以来テレビをみることはなくなっていたのに、このところの急激な変化。
いったいどうしたのかなあと思いながら、その仕草がおもしろくて、ついついスマホを向けている。
そしてくたびれると、こんな感じで爆睡。
昨日は激しい雨だった。
そんな夜は、きまって、家のない猫たちのことを考えてしまう。
そして昨日は、古墳のところに暮らしていたチビが里親さんのもとへ行って一年たった日。
まる子とチビ、グレ男とグレ子のことを思いながら、なかなか寝付くことができなかった。
まる子もチビも里親さんのもとでのんびりと暮らし、グレ男やグレ子、ミーナもなんとか家猫になりつつあるなか、突然の連絡が日向っ猫さんからあった。
保護して3カ月くらいたった、ココという猫が逃げ出して行方知れずとのこと。
さっそく、猫仲間やツイッターで拡散してもらったのだが、手掛かりはまったくない。
TNRした子で、左の眼が白濁しているので保護したのだそうだ。
隣りの猫は、ジイジという名前の猫。(鼻の癌を患っているオス猫)
きょうは、猫仲間の一人が手伝ってくださり、昨日よりも範囲を広げて探してみたが、手掛かりがないままだ。
あのひどい雨の中、どこでどうしていただろう。
ココ、12月6日に帰ってきたそうです。ご心配ありがとうございました。
一方、やはり日向っ猫さんちでお世話になっているシロは、ようやく少し落ち着いてきたようです。少しずつでもいいから、居場所を作っていければいいね。
不幸な猫たちを一匹でも減らしたいと頑張っている日向っ猫さんに少しでも恩を返せればいいなあと思いは募るけれど、現実はなかなかうまくいかない。
でも、ココは、きっとどこかで待っているのではないかと思うのです。