猫　– category –

自分のまわりがモノクロームにしか見えないと感じていた彼女。藤の花の近くにいた猫を保護したからふじ子と名づけた。 彼女がまわりの世界に色を感じるようになるまでの物語。

ちょっと気分が沈んでしまったことがあって、ぼやいていると、友人の手作り品が届いた。うれしくて、さっそく壁に飾っていると、そばで、ミーナがしつかりしろと言いたげな顔。

藤の花が咲くこの季節、公園は一年で最もいい季節。でも公園猫にとってはご難の季節。 引き込まれるようなかぐわしい匂い と美しい花の蔭で、猫たちはひっそりと身を隠しています。

蔦の細道という名前に惹かれて行ったところ、まあ、すごい道ばかりでくたびれ果てたころ、昔の宿場町に出て,怖いトンネルへと。ミステリードラマに出てきそうなトンネルでした。

まる子さん、素敵なベランダでなにかみつめてる。風の匂いに古墳の丘のことでも思いだしてるのかな。今、古墳の丘ではキツツキさんがスィートホームの建設中。

古墳から降りる坂道でみつけた不気味な植物。マムシ草かと思ったら、どうも浦島宗草のようだ。とても似ていて、マムシが鎌首持ち上げて襲ってくるような気配が漂っていました。