全てはここにある。

【ぼくは、面白いか面白くないかというとだけを考えている】

人生は成功か失敗かではなくて、面白いか面白くないかということで決まる。
誰かが言っていた言葉です。

たしかに、面白いか面白くないかという基準で考えると、自分の人生は面白かったほうだろう。
いろんなところに住んだし、いろんな人と知り合いになったし、いろんな仕事についたし。

ほとんどがうまくいったとはいえないけれど、面白かったのは確かだ。

【モミジは甘えん坊。抱っこできる。 顔と性格、違いすぎ】

ここのところ気分を変えたくなって、写真や着物などを整理した。
最後に残ったのは、喪服。

着物はすべて、母が作ってくれたものや母から譲りうけたものばかり。
でも、もう喪の着物を着るような葬式はないだろうと、それも処分することに。

写真もそうで、自分の歴史を捨てるような気がして躊躇していた。
けれども、ある朝、眼が醒めたときにひらめいたのです。

すべてはここに、この胸の中にあって、私の中で生きているのだと。

折りたたまれるようにして、記憶として残っているものは、胸の中から取り出して開けてみると、鮮やかに、そのときに相手とかわした言葉さえも浮かんでくるのです。
相手のしぐさや癖、視線まで。

そのことに気づいて、どう考えてみても、他に利用できそうにもないと思うものは、始末することにしたのです。
全ては胸のなかに内蔵されていて、いつでも好きな時に取り出せるってことに気づいたから。

そして、その勢いで、キッチンも少しだけ変化をつけた。
これまでは、生活感まるだしの部屋は嫌いだったけれど、よく使うものはすぐに取り出せるよう変えることにした。

【使わないときには、カーテンを降ろす】

まずは、いちいち開け閉めしなくてはならない食器棚のドアを外した。
そして、食器乾燥機など置いてある台の後ろに衝立を立て、棚を作りました。

こうすると、コーヒーやお茶など、カップもいつでもすぐに取り出せてとても便利。
おかげで、ひと手間が減り、ストレスもずいぶん減りました。
ガスレンジの横の上部には突っ張り棒を渡し、道具を吊るすと、これまた楽で。

古きものたちとの決別は、新しい発想を作り出すことに繋がっていくようです。

今日よりも、さらに明日を快適にしたい。
それがモットーです。

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