早起きはやっぱりお得

エアコンをつけて眠る毎日。
それで、朝、寒くて眼が覚める。

昨夜は夜中にも何度も目が覚め、結局、今朝は、明け方の4時頃にエイッと起きることにした。
音が響かないようにそろりそろりと雨戸をあけて、気配を感じて寄ってくるミーナに早めの餌やりをして、コーヒーを淹れる。

そんな時間の中、驚いたのは、それほど田舎でもないのに、早朝の鳥の声の種類の多さ。
そこかしこからハーモニーのように聞こえてきて、そんな中でコーヒーを飲めるなんて、早起きしただけで、ちょっと特別な気分になる。

このところ、アズキのことやパソコンが突然に壊れたことなど、いろんなことが怒涛のように押し寄せてきて、すっかり、消耗していた。

【海辺で拾ってきた鳥の流木とミーナ】

この3か月、取り組んでいたアズキの保護は白紙状態に戻り、パソコンにいたっては、写真も記録も、データが全部吹っ飛んでしまった。
バックアップをしているのもあったが、していないものもあり、そっちはもう諦めるしかない。

そんな心に、小鳥の声のハーモニーはとても優しくて、じんわりと和らいでくる。
小鳥たちが飛び去ると、今度は、セミの声に変る。

眠れなかった夜のかわりに、気持を癒してくれる朝のごほうびをもらったわけです。
昔から「早起きは三文の徳」という。

【隣りのモモは、いつも見事にシッポを格納している。】

消えてしまったものは仕方ない。(修理見積りをしたら、新品を買うのとあまり変わらない)
同じように、修復不能な関係もまた自然の流れだと受け止めることにして。

人は朝がくるたび、再生するのだと感じることができた朝。
ときどきは早起きして、小鳥たちのお喋りに耳を傾けることにしよう。

日中は異常な暑さでも、早朝はわりあい涼しくて、くたびれていた思考回路もよく巡る。
決断は、夜よりも朝のほうがうまくいくようです。
夜はとかく考えすぎて、深みにはまりやすいから。

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。
購読料はかかりません。アドレスが公開されることはありません。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!