幸せな日

昨日は、ときどき行くことにしているパワースポットへ行った。
くたびれたときには、そこに行ってしばらく木々の下で眼をとじる。
すると、不思議なことに元気が出てきて、体がシャキッとする。

心や体のモヤモヤしたところが抜け落ちて、軽くなる。
しらずしらず溜まってしまう穢れ(けがれ)を定期的に払い落として、クリーンアップ!

【この三本の木の真ん中がパワースポット】

これって、単に気分の問題かもしれないが、私にはなにかしらの効能がある。
ちょうど、書き終えた原稿を出して区切りもよく、そのあとの用事もスムーズにいった。

家に帰ると、友人からの便りと大きめの猫バッグが届いていて、わあっていう感じ。
なんでもポイポイと入れられる大きさ。
便利そうで、猫まで入りそうです。ありがとう!

【ショルダーになる】

そして、夜。
なんと、いつも距離を保ったままのミーナが、私が横になるとトットットッとそばにやってきて、コロン。
保護してから3年半、少しの間なら抱えられるようになってからも、あまり自分からはそばにこなかったミーナがだ。

お腹が空いたときにだけそばにきて、鳴き声をあげたりすりすりするようになってからも、そのほかの時には、窓の外ばかり見ていたミーナ。
たまに猫が通ると、恋しそうな声で鳴いた。

他の猫のそばに行きたくて、少しでも外に出られるような隙があると、脱走をしたり、屋根に出たり。
そのたびにひやひやして、対策をしてきた。

ミーナを保護しようと決めた理由は、一緒に生まれた猫が頭から血を流して死んでいるのをみたからだった。
まだとても小さくて、放っておいたらこの子まで同じめにあうのではないかと不安に駆られたからだ。

仲間だったほかの猫二匹は、近所の苦情の種となり、保護をして、「保護ワンハウススマイル」に託した。
馴染みの猫たちがいなくなって、ミーナはさびしそうだった。

布団の上に横になったミーナを撫でてやると、気持ちよさそうにしてしばらく眠っていた。
こんなふうに猫と一緒に横になる夜はこないだろうと諦めていたのに、柔らかい毛の手触りを楽しんだ夜。

諦めていたことが、いつのまにかすぐそばにきている。
そんなことって、他にもあるかもしれない。
そう思えた幸せな夜でした。

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