自分の人生が、今までとは違うステージに進んだなと、このごろ感じる。
私がそう感じてるからといって、誰かや世の中になんの影響も及ぼさないけれど、でも、世の中のステージもどんどん変わってきていることを感じているわけでして。
ところが、時代のステージが変わっても、中味はあまり変わっていないと感じたのは、昨日のフジテレビの会見でした。
記者会見を受けている人たちも、疑問を投げかけている人たちも、なにか空回りばかりしているようにみえました。
結局はあまり本質に触れられないままに、時間ばかりが過ぎてしまったようです。
不思議に感じたのは、時代錯誤でした。
へえ、いまどき、時代劇に出てくるようなことがされていたのかしらと。
御代官様に美しい女性をはべらすようなことが。
もしも局内にそんな空気が本当にあったのなら、舞台の背景や時代が変わっても、その心は江戸時代となんにも変わっていないことになるわけです。
しかも、それが時代の先端を走るテレビ局で。
それから、もう一つ、呆れたのは先日の石破首相の演説でした。
「楽しい日本」と盛んに言っていましたけれど、身のまわりの何もかもがとんでもなく値上がりしていることで、庶民がどれだけ苦しんでいるかということを全く感じてはいないのでしょうか。
今すぐにでもなんとかしてほしいと感じているはずの国民に対して、なにか勘違いをしておられるのではないかとさえ思うほどです。
国のリーダーというステージに立った人のはずなのに、説得力に欠ける言葉でした。
と、まあ、どこかのBABAが自分勝手に言っているのだけど、そのBABAも最近は、ああ、あたしの人生のステージも変わったなあと実感しております。
ステージが変わりますと、心持ちも、見える景色もちょっと変わってきて、新しい気持になってくるようです。
不思議なことに、しがみついていた夢とかキラキラした希望とか、そういうものさえも、あぶくのように見えてきて、もうそろそろ解き放ってやりたくなってきました。
今日はここをきれいにできたとか、今日は素敵な写真が撮れたとか、そんな些細なことが嬉しくなってきて、これといって、とくにいいことなんかなくても穏やかに暮らせる気もしてきます。
そして、「覚悟」のようなものも。
ぼっちキャンプとか、ぼっち暮らしとか、ぼっちを楽しむ方法もそれぞれ。
ぼっちになっても、なんとか暮らしてゆく覚悟のようなものも、ひっそりとしないとね。