まる子のその後

まる子は体調が回復し、里親になってくださった方のお話によると、「ずっと前からウチにいるような感じ」でくつろいでいるという。実際、その後のことが気になって訪ねてみると、確かに顔つきが変わり、飼い猫になったという感じに。

首輪をつけてもらったよ~

テレビみてたら、眠くなっちゃった。

新しいお父さんが、マッサージ! ゴロゴロ

でも、外が見えると切ないなあ・・・。チビはどうしてるかなあ。

というふうに過ごしているようだ。初めの2、3日は夜鳴きをして大変だったそうだが、ここ数日は、ずいぶんと慣れてきた様子で、夜もおとなしく寝ているという。「でもね、朝になると顔を舐めたり、どっかと重い体をのっけてきて早くから起こされるう~」と、里親さんは苦笑。この調子だと、このまま慣れてくれる可能性が大きい。ひとまず安心した。

一方のチビは、朝方、丘の上にカルガモがやってきて、それを追っかけていたそうだ。カルガモさん、チビはハンターだから、気をつけなくちゃだめだよ。

チビ、きのうあたりまでは、まだまる子を探しているそぶりをみせていた。だが今日は、ずいぶんとさっぱりした顔で、でれでれと甘えてきた。以前、まる子がしていたように。まる子がいたときには、遠慮をしていたのかもしれないと思うほど。

体をくっつけてきたり、顔を近づけるとチューをするようなそぶりもみせる。こんなチビは初めてで、思いきり甘えさせてやると、そのあとは、もういいやという顔で、いつものように、夕日に向かってのんびりと横たわったり、お得意の木登りをしたり。徐々に落ち着いてきたようで、こちらも一安心。

かなり高いところまで登る。

チビとまる子は、みてみてほら、すごいでしょ、という顔でよく木に登っていたが、まる子は太りすぎてしだいに登らなくなっていた。ここで木に登れなくなったら、命の危険がある。イノシシがやってきたら、木に登って避難するからだ。イノシシは木に登れない。

そういうこともあって、まる子がひとまず安全なところにおちついてくれたのがよかった。あとは、チビの里親探しだが、なにごとも焦りは禁物。なによりもまず、まる子が元気になってかわいがられている様子に、こちらも元気をもらえそうだ。まる子、チビのフォローは任せといてね。

帰りぎわ、ひさしぶりに澄んだ空には、もう月が。そして、池の淵には鮮やかなアヤメが盛り。季節はどんどん色濃くなってくる。我が家の三毛子は、最近あたふたとしている飼い主にほっとかれて、不機嫌。自然素材の猫ベッドに、まあるくおさまって寝るのが、最近の三毛子のブームだ。

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