アーティスト

古墳の丘へと登って行く坂道の梅

歩いていると、足許を歩く虫をみて立ち止まることがある。よく、虫けらのように、と蔑みの眼でみられる虫にもさまざまな動きがあって、じっと観察しているとおもしろいものだ。
虫を見ると無造作に踏みつけて行く人もいれば、そっと拾い上げて草むらに移してやる人もいて、虫に対する態度もさまざまだ。

虫とみれば踏みつけていくような人にはなにも映らないだろうが、こんな写真をみると、虫の食べ方にアートを感じる。
写真を送ってくれたのは、「里の秋」さん。自転車であちこち旅行にでかける。そして、気に入った場所では歩いていろいろ観察するという。

これはまた、なんということでしょう。

私も、職人肌の蝶を偶然にみたことがある。下の写真は、旧ブログに載せたことがあるコノハチョウ。庭の車のルーフに止まっていた。枯葉を取り除こうとして近づくと、脚のようなものがみえ・・・、オッ、なんだ? となった。
これなんかもう芸術の領域。急いでカメラを近づけたら、枯葉のようにしかみえない羽を広げて飛んで行ったんです。ただ、この芸術作品、飛ぶにはかなり効率が悪そうで、モタモタと飛行。ちなみに、羽を広げると普通の模様だった。

里の秋さんもまた、猫が好きだ。以前は飼っていたが、今はいない。けれど、旅先で会う猫にはちょっかいをだしているようで、こんな写真も。

これは、しまなみ街道に行ったときに出会った猫たちだそうで、遊んでやっていたら、道案内をしてくれたのだと本人は言う。でも、道案内というよりは、オラオラオラァ、てめえ、おれたちの縄張りを荒らす気かあ、という感じなのだが・・・。

三毛子も虫は大好き。以前、外に出していたときにはよくいろんなものを掴まえては銜えてきた。

トカゲのしっぽは、三毛子にいじられて切れている。

このごろは、そういう楽しみもなくなった三毛子は、ちょっとかわいそう。

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