家– category –
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猫とつきあって変わったこと
まずは感情を抑えられるようになって、笑顔がふえた。 -
雨の日を楽しむ
雨の日は、時間をかけておいしいものをつくってみよう。 小豆を煮ながら、公園のアズキのことを考える。 -
狐の嫁入り
婆ちゃんは、いわゆる働かない人。 なんだかんだと理由をこしらえてはめかしこんで町へでかけていた。 -
誰のせいでもないけれど。
雨に打たれて頭を垂れる花を見ながら、不器用な指で針を使い、ちょっと会いたいなあと思う人たちのことを考えながら、針を進める。 -
回復タイム
批判といえば聞こえはいいけれど、悪口にもなる微妙な言葉。 他の誰かのことを言ってはみても、結局は自分に返ってくるブーメラン。 -
金色のまつげ
門限を過ぎてしまった。 まずい。おそるおそる玄関の扉をあけると、案の定、黒い服の神父が立ちはだかっている。