今日はなかなかテンションがあがらず、なにをしても中途半端なまま、やる気も出てこなかった。
けれど、いつものことながら、外に出ればなにかしらに出くわすもので、アズキのもとへと池のほとりを歩いて行くと、オオーッと思わず立ち止まることが続いた。
まず初めは見事な秋田犬
池のほとりのコーヒーショップの前でご休憩中。
スゲエ、カッコエエ!
近頃みかける犬はほとんどが小型の洋犬の中、なんという風格、堂々たる姿。
和犬のよさを惜しみなく放つ姿に引き寄せられて、撫でさせてもらう。
動じる様子もない。
そして、つぎは、以前にも見たトカゲ君のお散歩に出会った。
飼い主さんの話によると、こうしてときどきお散歩にくるんだそうで。
おっ、また会えたね、という感じで近づいて行って、前のときと同じように、こちらも撫でさせてもらう。
固い皮膚の首のあたりを撫でてやると、気持ちよさげな顔をする、かわいい子。
あまり動かないけれど、たまに、外の空気を感じさせるために水辺の散歩に連れ出すそうです。
秋田犬とトカゲ君にあって、少しテンションがあがり、またしばらく歩いて行くと、今度は、やっぱり以前に会ったことがあるボル君に出会った。
こんなふうにうれしい出会いが重なるのも連休のおかげかな。
ある日突然に脚に麻痺が起き、それからは外に出る時には車椅子を使っているのだそうで、これが不自由を感じさせないほどの速さなので、遠目にはわからない。
すれちがうときにハッと気づいて振り返る、という具合。
懐かしくて思わず声をかけて、写真を撮らせてもらった。
そして、ボル君もまた撫で撫でさせてもらうことに。
ボルくんの毛って、とても固くてタワシみたいなんですね。
外に出る時には器具を使うそうですが、家の中では前脚だけでいざって移動するのだそう。
ボルくんの瞳、輝いていて、まっすぐに私を見てくれていた。
また会えると嬉しいな。
これでテンションも爆上がり。
足取りも軽くなり、アズキのところへと急いだ。
人が多いから、また姿をくらましているのかなあと思いながら近づいて行くと、やっぱりいつものところにはいない。
それではと、いつも隠れている崖のほうへと歩き始めると、アズキのしわがれ声。
うん?
なんだ、近くに隠れてたんかい?
見ると、植え込みの陰にいた。
ごはんの後はいつもの撫で撫でタイム。
コロゴロと喉を鳴らしながら、横になりながらの空中フミフミ。
今日はご機嫌もいいようで、餌もたくさん食べたことだし、いい夕暮れだね、アズキ。
そして、家へ帰れば、今度はミーナの番だ。
留守番、がんばったね。
今日もハートの肉球、大サービス。
コメント一覧 (2件)
結構迫力ありますよね。初めにみたときはびっくりしましたけれど、わりあいとおとなしいんですよ。
いつもありがとうございます。
オオトカゲはびっくりしました‼️シンガポールでは動物園に行くと普通に遊歩道にいた事思い出します