節目

黒と白 カワウとシラサギ

2022年は、これまでのことをリセットし、新たな運気が始まる節目の年なのだという。 お正月はリセットしやすい時で、それが続くかどうかはまあ別としても、区切りをつけやすいとき。

まる子もお正月の準備に加わっているようで。

あいかわらず可愛さをアピールしている模様。

さて、三毛子もあいかわらずなにかと手を焼かせているけれど、それはそれで面白い。外への興味を少しはそらそうと思い、オモチャを買ってみた。

とりあえずは、ちょっと興味を持ってくれたようで、三毛子のアドベンチャーはひとまずお休み? 
最近になってようやくわかってきたのだが、三毛子は眠りに落ちるときに、やたらとまわりのものを舐めまくる。猫の舌はザラザラだから、当然、毛布やベッドの毛が口に入ることになり、あまりよくない。

初めはその行為をストレスからくるものだとばかり思っていたのだが、どうも違うようで、それは眠るときに猫同士が舐めあう行為に似ていることに気づいた。

暖かい毛布の上で、私のそばにいて、私が猫ならば舐めあう行為をするはずが、私はただ撫でてやるくらいしかできないから、三毛子は、ついそばの毛布をゴロゴロと喉を鳴らしながら私の分身のように舐めているということのようだ。

私が窓ガラスを拭いたりしていると、三毛子は不思議そうな顔をして、チョイチョイと手を出してきたりする。仕事ははかどらないが、楽しい。ううん、こんなに面白い掃除の仕方もあったのかと。なにしろ、面白い子だ。

自分の常識は誰かの常識ではなく、人って、ほんとにそれぞれなんだよなあっていうことに気づいたのは、ずいぶん前のことのような気がするが、猫の常識と人の常識もまたしかり。

close up photo of a russian blue cat lying down
写真はイメージ グレ子に似ている。

私が三毛子を保護した理由は、一緒に生まれていつも一緒だった三毛男が不審な死に方をしたからだった。しばらく家の中に保護し、いったん三毛子を外に出したら、三毛子は元の仲間のグレ子たちから追い払われてしまった。その様子をみて、三毛子はグレ子たちといたほうが幸せだったのかもしれないという思いがつのったものだ。みんな一緒に保護してやれればそれが一番よかったのだが、そこまではできなかった。

三毛子と一緒によく庭にきていた三毛男

先日、保護わんハウススマイルを運営している方とまた会う機会があり、話をしているうちに、グレ子とグレ男の話になり、驚いた。彼女も同じようなことを考えていたようだ。

グレ男とグレ子のことを気にしていて、グレ子を保護し、ハウスに連れて行ったのだそうだ。グレ男も一緒に連れて行こうとして何度か捕まえようとしたそうだが、捕まらず、しかたなくグレ子だけを保護したのだという。

けれども、グレ子はどうしても馴れることができなかったそうで、これではかえってかわいそうだと思い、元に戻したのだという。グレ子にとっては、寒くてもひもじいことがあっても、きっとグレ男のそばが一番なのだろう。

保護わんハウススマイルの猫たち

保護はできなくても、避妊や去勢の処置をし、餌をやることができれば、(TNRという)それが幸せな猫たちもいる。人が考える正しさと、猫の気持とはまた別なのだと思うことがよくある。

なんにしても、今年はいろいろあった年だった。なによりもチビとまる子がお家生活ができるようになったことが一番だが、猫を介して魅力的な人たちに出会えたことも、すばらしいことだった。リセットするどころか、ずっと続いてほしいと思う。

12月29日の富士 去年は雪がほとんどなかったが、今年は例年通りの富士

※今年もブログをみてくださった方々、ありがとうございました。どうぞ、よいお年を!🐯

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