保護わんハウスの猫たち

たっちゃん、お手!

保護わんハウスを運営する方は、署名活動で回ったときに知った人。保護をした犬や猫のために、専用の家を買い、毎日お世話をしに通っている。

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今日、そのハウスを、署名活動を発案した保護団体の人と一緒に訪問させて頂いた。たくさんの犬や猫たちがいったいどんな風にくらしているのかなあ・・・と、興味深々で。

その家は、茶畑や空き地に囲まれている、藤枝市のなかでもかなり奥まった静かな場所。こんな環境なら犬が吠えたり猫が騒いだりしても大丈夫だろうと思われるようなところだった。

まず出迎えてくれたのは、大きなワンコの三平くん。とても人懐こくて、ここの看板ワンコだそうだ。家の周りのドッグランを案内してくれた。

一階には犬たち。出迎えてくれた三平くんのほかにも二匹いる。とてもゆったりとしていて、これなら犬たちにもストレスがかからなそうだ。ひととおり、犬たちをみてから、いよいよ二階の猫たちのティリトリーへ。すると、威嚇する声をだすような猫は一匹もいず、むしろ、自分から寄ってくる猫たちも。

保護されている犬や猫はケージの中に入っていることが多いが、ここは家の中なら、犬も猫も自由に動ける。そうして、とてものんびりとしていて驚くほどおとなしい。愛情を受けて暮らしていることがわかる。

猫たちも一緒におしゃべり。

このハウスを運営しているAさんは、とても気さくで話が弾む。ひどい目に会っている犬や猫をみると、いてもたってもいられないようで、ずいぶんと遠距離の保護センターにまででかけて行って引き取ってくるときもあるという。

お気持は痛いほどわかる。けれども、自分の力の限界を知っているものからみると、その行動力やすべて私費で賄うという実力に感服してしまう。
遊んでよう、と言いたげに寄ってくる猫たちを囲み、車座になってみんなでお話。猫と一緒に世間話って感じで、とても楽しい時間が過ぎた。

まだ仔猫のこの子は、保護したときは重体だったそうだ。保護されていなければ・・・。Aさんの力でようやくここまで回復し、餌を食べられるようになったという。それでも気管支が細くて、ニャアという声が出ない。ゼエゼエと濁った声になる。その声を聞いているだけで、えらいね君は、と涙があふれそうになる。懸命に生きてきたんだね。

この子は、私の家の近くで保護されたのだという。もしかすると、三毛子と親戚かもしれない。
みんなで幸せ掴みたいね。

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