5月13日のブログ、「おいらのハートはここに置いとくからね」に書いた話に、なんと続きができました。
あのハート型の切り株から、新しい芽が出ていたんです。
ときどき古墳の丘まで行き、おいらの切り株にも手を触れていたのだけれど、なぜか、おいらの切り株の脇に生えてきていた芽には気づかなかった。
草に埋もれていたのもあったけれど、あまりにおいらが短く切られてしまったので、もう芽は出ないだろうと諦めていたからだ。
なのに、さすが、おいらはすごい。
不死鳥のように、命を吹き出してくれたのだ。
この炎天下に、よくもまあ。
切り株は枯れても、地中深く張った根っこたちが、おいらをよみがえらせたんだね。
しかもそれを教えてくれたのは、富士市に住んでいる古くからの友人だ。
以前に、8枚葉のクローバーをみつけて私に譲ってくれた人だ。
その人が以前のおいらのブログを見て、わざわざ見にきてくれたのだそうで、写真とメッセージを送ってきた。
それを見て、まさか、と思った。
すぐにも行ってみたかったが、きのうは公園では花火大会が開かれていたので、立ち入り禁止。
それで今日行ってみて、そこにあるおいらの新芽をみつけたときの感激といったらない。
おい、おまえ、やるなあ!
さすがだぜ。
でも、やたらと木を切りたがる公園の管理者。
きれいにする意味を、はきちがえている。
草刈りをするときに、よく木の芽まで切っているから、おいらの新芽も切られかねない。
そう思って、ビラをおいらの上に置いてきた。
どうか、どうか、切られませんように。
だって、おいらの底力を見せつけられて、どんだけ元気が出たことか。
ここを通る人々にも、どんだけ力を与えられるか。
ありがとよ。
おいらはさ、葉っぱも幹もなくしちまったから、地中の魂が根っこという根っこから必死で樹液を吸い上げたんだ。
土の力も根っこの力も、みんなぎゅっと、空をめざして集まってきてさ。
希望なんて、それから探せばいいさ、って。