春へ、バージョンアップ中!

今年初めての蝶をみた。
まるで、自分の色とタンポポの色とを重ねるようにして止まっていた。一日一日、野山の花や木が春へ向かってそれぞれの姿を更新中。
けれども今日は、寒の戻りで寒い。さらには、冷たい雨まで。
せっかく咲いた花々や陽気に誘われて出てきた蝶が寒さにやられていなければいいけれど。

吸い込まれるようなブルーの花びらのオオイヌノフグリは、小さな天使のようだ。

心が洗われるようなハクモクレン。池のまわりにあって、毎年、純白の花を咲かせる。

それぞれの場所でそれぞれの花や木が自分の色をつける。人それぞれみんな違うように。
一番先に梅が咲き、すると道端の草花が開きだし、早咲きの桜が咲き始め、一面枯れ色だった世界にぽつぽつと色がついていく。
これは、日替わりの自然のアート。

坂道の山桜はいよいよ花をつけだして、恋人の小径の脇の桜は幹から芽を出し、開いたばかりの花は、赤ちゃんが天に向かって手を広げているようだ。


そのうえ、古墳の丘まで登れば鶯の鳴く声が響いてくる。なんと気持のいい場所だろう。

猫たちもそれぞれの居心地のいい場所で寝ているらしく、日の高い時間にはあまり出てこない。
暖かかった昨日、アズキは枯草の上で丸まっていた。そうっと近づいて声をかけると、ちらっとこっちを向いて、声を出さずに口だけあけて返事をし、また眼をとじた。気分のいい証拠だ。

ウキウキとワンコたちもミーティング。毎日お馴染みの顔ぶれのようだ。みんな行儀がよくて和気あいあい。大きな体なのに、あまり威圧感がない。

そして、家の中の三毛子と隣の家のモモは、窓を挟んでしじゅう見合っている。
三毛子、モモの移動を追うために階段をかけあがり、ベランダのフェンスの上を走り、また下っては廊下を走りぬけ、その行方を追う。
見ている私は、三毛子に対して閉じ込めてしまった負い目を感じ、申し訳ない気持になる。

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