家– category –
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花ちゃんのこと
冬になって、厳しい寒さがやってくると、花ちゃんのことを思いだす。 まだ小さくて、人間の手が必要だったはずの子猫。 -
ハグをする。
鶴のカップルは同じ相手と何年もつがいになるようだ。 けれど、求愛シーズンになると、必ずオスは初めての相手のように、求愛ダンスを踊り、優雅に舞うという。 長い首をからませ、まるでハグをするようにして。 -
今年の猫たち part1
この一年は、私にとっては、大きなことばかり続いた気がする。それは、臆病な自分に喝を入れられたような気持。 -
仇を取るみたいにね。
コーヒーをおいしく淹れるにはね、熱い湯を少しずつ・・・。仇を取るみたいにね。するとね、おいしいコーヒーができるのよと、ママさんは言った。 -
形のない贈り物
不思議なことに、これとは絶対に別れられないと思っていた物たちとも、自然に別れられる時がくる。 そして、ずいぶんと肩のあたりが軽くなる。 活用もされず、放っておかれる物たちにとってもいい区切りになるのかもしれない。 -
風を感じる
ついについに、サムライブルー、負けちゃいましたね。でもね、サムライたちは、世界中に風を起こしました。さらには、滞っていた日本の空気にも新しい風を巻き起こしたって感じ。