動物– category –
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希望と落胆
この橋の向こうには、渡ってきたところは過去、渡る先は未来と書いてある。 シロにもまだ未来はあるのだと思いたい。 -
見捨てられた子
片耳が溶けてしまうようになくなった子がいる。公園の猫、シロだ。 病院に連れていくだけでも、いくつもの障害。 -
いずれも、あでやか。
藤の花が咲くこの季節、公園は一年で最もいい季節。でも公園猫にとってはご難の季節。 引き込まれるようなかぐわしい匂い と美しい花の蔭で、猫たちはひっそりと身を隠しています。 -
半分うれしくて、半分さびしい。
春は、なにかと人の出入りが多い季節。いろんな人たちが公園に桜を見にやってきます。 顔見知りの人が、半分うれしくて半分さびしいと言いながら、通って行きました。 -
春へ、バージョンアップ中!
ふっと気づけば、というような感じ。 ついこのあいだまではあたりは枯れ色で、梅がようやくという感じだったのに、自然は猛スピードで春を更新しています。 -
鬼もいろいろ
節分で、鬼が注目される時節。それで思い出すのは、赤鬼と青鬼の話。「泣いた赤鬼...