自然– category –

気になる人がいると、眼が離せなくなる。 興味が湧いてもっと知りたくなる。 けれども、一方で、近づくのが怖い。　

メタセコイアの並木道、平和という花言葉そのもののように、心穏やかになるような道。秋の紅葉の時期は特に美しい。

毎日、一つずつ、なんでもいいからやってみることにした。 言葉を選ぶとか、ひっそりと咲く花を愛でるとか、行動をちょっと変えてみるとか、なんでもいい。 そんな視線でみていると、庭の苔まで、不思議な生き物にみえてくる。

おんなじことをしていても楽しそうにしている人と、つまらなそうにしている人。その違いについてちょっと考えてみた。

里親さんに引き取られてからもずっとケージから出たがらなかったというチビ。最近、ようやく出るようになったということ。まる子のこのごろの様子も。

自分のまわりがモノクロームにしか見えないと感じていた彼女。藤の花の近くにいた猫を保護したからふじ子と名づけた。 彼女がまわりの世界に色を感じるようになるまでの物語。