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狐の嫁入り
婆ちゃんは、いわゆる働かない人。 なんだかんだと理由をこしらえてはめかしこんで町へでかけていた。 -
誰のせいでもないけれど。
雨に打たれて頭を垂れる花を見ながら、不器用な指で針を使い、ちょっと会いたいなあと思う人たちのことを考えながら、針を進める。 -
オオーッ! の日
テンションが上がらないときでも外に出れば、なにかしらにでくわすもので、オオッと思わず感激することが・・・。 -
違いすぎる世代と話してみたら
「おばさん、なんで、猫のこと、そんなに気にするの?」と、彼女たち。 変なおばさんだと思っているだろうなあ。 それはもっともな質問だ。 -
あずきの遠い道
撫でられるんだからと、簡単に思えた捕獲だったが、アズキの変わり身の早さに追いつかない。 -
回復タイム
批判といえば聞こえはいいけれど、悪口にもなる微妙な言葉。 他の誰かのことを言ってはみても、結局は自分に返ってくるブーメラン。