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ほほえみの夏
あんなに優しげなほほえみにはもう出会えないだろうな。 そんな人にはぐくまれた少女の夏の記憶。ときには魔法のように見事に汚点を隠してくれることもありました。 -
心のクリーニング
心のクリーニングをしたくなるときには、神社に行く。コノハナサクヤヒメが祀られている神社に行くと、いつも美しい手水鉢が出迎えてくれる。 清々しい空気が足許から体へと立ち昇ってくる気がする。 -
探しものはなんですか?
ここにはない何かを手にいれたい、ここではないどこかへ行きたい。そんなことをよく考えていたころ、井上陽水の、「夢の中へ」という歌に出会った。それが今では全く違う意味となってしまい、笑えるような、かなしいような・・・。 -
だいじょうぶだよ。
だいじょうぶだよ。 大変なときに、つい、口に出てくる言葉。どんなときにも、そうやって乗り越えてきた。猫たちにもそう言ってつきあってきた。私にとっての金メダルの言葉。 -
君よ、歳なんだから、と言うなかれ。
○○だからできない、という言い訳めいた言葉を出すかわりに、○○だからできるかも、と言う言葉に置き換えてみよう。言葉には、自分が思っているよりも力がありそうだ。 -
鏡の中の誰かさん
満月の夜は雨だった。雨音を聴きながら鏡をみると、鏡の中の顔がさまがわりしていた。 リセットし、心にも体にも栄養を与えてやることにした。