蓮の花と睡蓮の花をあわせて、蓮華というそうだ。蓮華寺池公園の蓮華だ。
心を清らかにしてくれる極楽浄土に咲く花。いかにもありがたい花なのだが、池にはあまりにもたくさん咲いているせいか、なんとなくそのありがたみも薄れるような気も。
そんなありがたい花をみて歩く季節は、しかし天気はいつも荒れ模様。傘が手放せないのだ。傘をさしていると、今度は雷さんが怖い。いつどこに落ちるともわからない。大きな木のそばはなるべく避けるようにしているのだけれど。
そんな大きな木にも、かまわずに登るチビ。さすがに雷が鳴っているときは出てこないけれど。
とにかく猫は高い所が好きだ。三毛子もところかまわず登る。
こんなふうにしているかと思うと、カーテンレールを渡ったり、ハンモックに潜り込んだり。とにかくじっとしていない。まだまだ疲れを知らない子猫なのだ。
チビとまる子に、やんちゃな三毛子も加わって、毎日が忙しくなった。なので、家の中の仕事だけで精いっぱい。なかなか庭の草取りもできず、花の世話もできないままに日が過ぎていく。そんななか、近所の公園に花壇を作ってくださっている方から不要になったレンガをたくさん頂いた。
(公園の花壇) 通る人のなぐさめになっている。
こんなふうにきれいにはできないけれど、家の庭も、見様見真似でやってみることにして、まず洗ったレンガを庭に敷き、木だの苔だの、花だの、畑だのと、ただ雑然に並んでいるだけの庭にメリハリをつけてみた。
結果は、またのお楽しみということで。なにしろ雑な性格なものでして。