小さきもの

スーパーボランティアの尾畠さんが、徒歩での帰路を断念したという。集まってくる人たちの危険や交通のことを考えてのことらしい。実際にそばに行ってみての状況から、これは無理だろうなあと予感していたから、驚きはなかった。尾畠さんには、とりあえずはほっとしてくださいと思う。あなたのような方に会えたことに感謝しています。

季節はぐっと春めいて、もうじき三月、弥生だ。風も水も日の光もどんどん暖かくなり、活動しやすくなってきた。陽気に誘われてちょっと走っただけでも、これまで気づかなかったものに出会える。

少し車で走ると、スケボーやマウンテンバイクなどの練習場がある。車を止めてなんとなく眺めていると、子供たちはかなり慣れている様子。とくにスケボーの子はうまい。

 
こんな斜面が大小いくつかあって、少年たちがぐるぐると回っている。みていても飽きない。そして、ふと横を見てみたら、初心者のコースには小さな子供たちもいた。  なんと、この子は一歳をようやく越したころか。こんなに小さい子まで、父親の手作りっぽいものに乗って楽しそうに遊んでいる。親子でこんなふうなことをしているなんて、きっといい家族なんだろうなあ・・・。虐待とかおそろしい言葉も関係なさそう。子供ってそこにいるだけで、まわりを明るくする。

公園の池にも子ガモがいる。ほほえましい。

人間も動物も、小さいうちは体のバランスがとれていないところがかわいい。バランスがとれていくにしたがって失っていくものもあって、成長するということはなかなか大変なことだ。

ちょうど、まる子の避妊手術を終えて、餌をやりに丘に通い始めたころのチビ。生まれてから3か月か4か月くらいだろうか。親子に出会ったのは、2016年の9月だった。家には23歳になるマロンもいた。マロンは足も眼も衰えていたが、それでもまだ家のまわりをゆっくりとパトロールしていた。

浜松動物園に通っていたころ(2013年2月ごろ)のテン。屋内の檻から運動場に出てきたテンに呼びかけると、ちゃんとこっちを向いてくれた。母トラに育児放棄され、飼育員に育てられたテンは立派なオスのトラになり、今は他の動物園に移動したそうだ。