写真はKさん
晴れた空の下で、メジロ、ご機嫌。
メジロといえば、けっこう鮮やかに残っている記憶があります。それは、まだ横浜市の郊外に住んでいたころのことです。
家のすぐそばには神社に続く林があり、木の枝が庭にも伸びていて、そこにメジロの巣があったのでしょう。巣から落ちたらしい雛が地面でよろよろしていて、それを猫が狙っていたのでした。
メジロは飼ってはいけない野鳥ですが、放ってはおけず、保護してやり、飛べるようになるまで育てることにしました。木の籠を買ってきて、すり餌を与えてやると慣れてきて、手にも乗るように。
やがて、大きくなったメジロは籠から出してやると、家の中をすごい速さで飛ぶようになったので、放してやることにしました。窓をあけると勢いよく羽ばたき、空へと上昇したメジロは、まるで別れを告げるように、上空を二、三周したあと飛び去って行きました。
写真を見て、ずっと昔の記憶を呼び戻した日でした。
今、公園のあちこちには葉ボタンが植えられていて、どれも整列して、朝礼の子供たちのようです。
ここ、2、3日、元気がなかったまる子、今日はいつものように元気に出迎えてくれて、走ってます。でも実は、これ、私がまたまる子の背中がギトギトしているのをみて拭いてやろうとしたら、逃げてるんです。誰かにまた、なにかかけられたようです。困った!
そして、今日は、いつもの柏屋へも行ってきました。御殿飾りを出したというのを知って。いつもながら、壮大できめ細やかな御殿飾り。座敷いっぱいを使っているんです。
京都御所内の御殿をかたどった建物、3棟に40体以上の雛人形を配している。行列や雛道具なども、賑わいを添えている。中央の棟の御簾の奥に内裏様がいる。
その隣りの部屋では、雛たちがホタテを肴に缶ビールを飲みながら、みんなでワイワイ。という感じでした。なんせ陽気がいいので、とかなんとか言ってるような。なんだか見るからに、酔っ払ってるようにもみえてきます。なんて、粋な飾り方!
前に訪れた時に、この子たちを籠に入れて運んでいたあのおじさんかしら? そう思ってあたりを見回したけれど、見当たらず、残念でした。
今度お会いすることがありましたら、ぜひ確かめてみましょう。きっとお酒の楽しみ方をご存じの方なんでしょうね。
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