今日、公園で偶然に会ったワンコたち。ハロウィンのコスプレもなんのその、いやがるどころか、ちょっと自慢げでもある。
チュールのスカートをはいているのをみると、こちらは女の子みたいだ。
こちらも、とても慣れている。飼い主さんと話をしてみると、ふだんからいろいろなコスプレをさせているということだ。なんと、どれもみな、手作りしたのだという。
二匹とも誇らしげである。犬や猫によけいなものをつけるのはあまり好きではないほうだが、ここまでくると、なにもいえねえって感じ。この子は、ポーズまで決まっている。
街には出なかったので、ハロウィンの衣装を着た人をみることはなかったけれど、この子たちに会えて、すっかり気分がもりあがった。無理やり着せられているという感じではなく、ワンコたちも楽しそうにしているところがほほえましい。きっと注目を浴びて、声をかけられたり、撫でられたりするのがうれしいのかもしれない。
それで、このあいだの、いつもここで会うワンコちゃんのハロウィン姿も、もう一度。こちらはちょっと迷惑げだった。
公園では、犬連れの人がとても多い。犬種もさまざま、連れている人もさまざま。幸せそうなワンコが多いが、なかには、気の毒そうな、なにか心配になるようなワンコもいて、ついあちこちに眼がいく。
いろいろみていてわかったことは、あたりまえのことだが、にこやかな顔の人が連れているワンコは、とても人懐こい。犬のペースではなく、自分のペースで歩く人は、たいがい機嫌の悪い顔をして、犬を引っ張るようにして足早に歩いて行く。挨拶をしても、知らんぷりだ。人も犬も、たぶん猫も、きっとコミュニケーション力なんだろうなあ。それぞれ、表し方はちがうけれど。
このごろは晴天続きで、丘の上は、今日も見晴らしがいい。右のほうには駿河湾。
夏、まる子はここの東屋で夜を越しているようだ。下界の明りは、まる子にはどんなふうに映っているんだろう。
今日の富士の雪は、さらに融けてちょっとはかなげ。
まる子のシッポも、コミュニケーション。ご機嫌なシッポだ。