今年もそろそろ終わりなので、しめくくりに縁起のよさそうな橋を歩いてきた。蓬莱橋という古びた木の橋。世界一長い木の橋として、ギネスに認定されているという。全長、897.4メートル(厄なし)。越すに越されぬ大井川の上にかかっている。今はあまり水量がないが、昔は満々と水が流れていたそう。 結構高さがあって、欄干が低いので、ちょっと怖い。映画の一場面や歌の題材になってきた橋でもある。
橋の下には、シラサギが一羽。少しさびしげ。
あいにく、秋の台風の影響で一部が壊れていて、向こう岸までは渡れなかった。それでぐるりと回り道をして向こう側に行ってみると、こんな看板が立っていた。
渡ってきた橋は過去。うーん、なるほど。この看板の奥の道には、転々と、かわいいお顔の神様たち、七福神があった。
こっ、こんな道を行くと、一つずつ、愛らしくひっそりと鎮座している。天気が悪いせいか、誰一人くるものはいない。
満面の笑み。眺めているとこちらまで笑いたくなって、なんかいいことありそうな・・・。このブログを見てくださった方にも、いいことありますように。
渡りきた橋は過去。ほんとにそうだ。いいことも悪いことも、もう渡ってきたのだから。これからは、この大黒様たちみたいに笑顔、笑顔。
帰りに、例のお寺さんに寄ってみたら、猫たち、きょうは三匹そろって、ほっこり。こちらもほっこりさせてもらった。
のんびりとして幸せそうな姿は、見る人をも幸せにしてくれるんだなあ。