彼女と私

ひさしぶりのケン。ときどき登場してもらっているので、会ったときのためにおやつを持参。ひさしぶりにきょう、あげた。あいかわらずの剽軽さにたくましさも加わってきたようで、初めてのときよりも一回り大きくなった感じだ。

こちらは、初めてケンにあったときのものだ。このときは、座りこんだまま動かなかった。

顔つきもおとなびて、精悍な感じに変わってきた。剽軽さは相変わらずだけれど。公園にはたくさんの犬がいるし、かわいい犬も多いが、ケンは、私のアイドルである。

犬と猫のどちらが好きかと聞かれれば、迷わず猫と答えていたが、公園に行くようになってから、犬もいいなあと思うようになった。なにより、表情が豊かである。

犬好きの友達から、かわいい雑貨を送って頂いた。彼女は、ラブラドールレトリバーと紀州犬とのミックス犬、ひまちゃんと暮らしていて、ブログ、「ひまちゃんの日記帳」で、毎日の交流を綴っている。

これは、彼女手製の手提げ袋。我が家の昔猫のマロンが入っている。なんだかとてもかわいいので、額に入れてしばらく飾ってから使うことにした。

ほかにも、さまざまなグッズ。

ティッシュカバーにミニ財布、ネーム入りの眼鏡ケース。ティッシュカバーは来月の手術のときに病院に持って行くつもりで、ほかの二つは、すでに便利に使わせてもらっている。

彼女と私は、性格がだいぶ違う。大阪にいるとき、小説の講座で知りあい、講座のあとは、二人でミーティング。といっても、ほとんどはコーヒーの肴にお喋り三昧だった。

でも、私はよく彼女に嫉妬もしていたのである。そのおおらかな性格や関西人特有のやわらかな物腰や口調は、まわりをほんわかとなごませていたから。そのころの私は、山形での辛いできごとをひきずり、とげとげしていて、彼女をみては、いいなあとうらやんでいたのである。

大阪にいたころ、一度、我が家にもいらしたことがあって、そのときにマロンに会っている。

そのときも彼女は、いつもの無邪気さでマロンをいじりたおし、マロンは、はなはだ迷惑という顔をしていた。私も彼女のお宅に行ったことがあって、そのころの彼女のかたわらには、はなちゃんという、やはり大型の犬がいた。今のひまちゃんと同じくらい大きくて、性格もおおらかなワンコだった。

彼女は、書くだけでなく、絵も描くし、縫物もする。あったかい気持をもらえてうれしいかぎり。

これは、骨頭展で買ったもの。売り主の、ちょっと品のいいおばさまの話によると、ヨーロッパでみつけ、買い付けたものらしい。なんとなくプリンを思いだしてつい買ったものだ。甘えついでに、今度はプリンのもなにか作ってね。なんてね。

なんか、上の置物と、ポーズがそっくりではないか。我が家の草ぼうぼうの庭にきていた猫。けさ、雨戸をあけたらちょこんと座っていた。近所のモモちゃんという猫である。猫を外に出すなという風潮の中、それでも、モモちゃんはときどき脱出を図っているようだ。

 

 

 

 

 

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