きのうの帰りは4度。そしてきょうはこの気温。一月なのに小春日和。みんな、コートを脱いで歩いていた。
水辺に立っただけで、鯉もカモも、いろんなのが集まってくる。餌をやる人が多いからだ。
いつもとは反対側の道を歩いた。ここを通ると、この石の上で遊んでいた猫二匹を思いだすからあまり通らないようにしていたが、今日は小春日和に誘われてひさしぶりに歩いてみた。
その二匹というのは、黒猫のクロちゃんと、とても風格があって堂々としていたハチ。二匹とももういない。クロちゃんはその人懐こさが災いして不審な男に連れ去られてしまい、ハチは寿命で天国へと逝った。ここの猫たちのなかで、唯一、抱くことができた二匹だった。
この天気で富士の白雪も融けてしまっているようだ。一月の富士にしてはめずらしい。
坂の入口で餌を待っている二匹。ボランティアの人が回ってくるのを辛抱強く待っている。
このごろ、まる子はほとんど餌をたべない。それでも痩せないところをみると、誰かが直前にやっているのだろう。
だから、水の取り替えやブラッシングだけにする。さすが親子だ。背中の模様がそっくり。暖かいせいか、二匹で古墳の影のほうに行ってしまい、私は早めに帰ることにした。
家に帰り、日中、庭に出したカマキリをのぞいてみると、置いてやったヨモギの葉のところでじっとこちらをみている。気温が下がってきたからまた段ボールの中にもどしてやり、いじっていると、さかんにカマを持ち上げる。みかたによっては、遊んでいるようにもみえる。
ネットで調べてみると、カマキリは秋には寿命が尽きるものらしい。気温が15度を下回ると生きてはいけないらしいのだ。今日は暖かいが、それでも昼間で14度。このカマキリはよほど運がいいのか、それとも悪いのか。
さすが、クライマー。下におろすと、またのぼる。何度も。なんか、励まされたりして。ヤバイ。