カエルの恍惚

今日は午後から雨模様。なので、レインコートを着て、チビまる子のもとへ。さすがに長靴まではいらないだろうと思ったが、途中から本降りになった。

坂道の途中で、なにか枯葉のようなものがあり、枯葉にしてはこんもりとしていると思って近づくと、なんと、いつかみたあの牛ガエル。坂の途中、大きな楠がある曲がり角のあたりにいて、一週間ほど前にも出てきた。

みるからにグロテスクないでたちに、思わずギョッとするも、傘の先でチョイチョイと触れてみると、なんとスリスリしてくる。三毛子よりもよほど人懐っこい。えっと思わず、逆のほうにも傘の先で触れてみると、やっぱりスリスリ。しかも気持よさげにする。

さらに、足まで伸ばしてリラックス。

なんじゃこれは。試しにちょっと指を伸ばして撫でてみると、これまた、恍惚状態に。

わっ、こんなカエル見たことないよ、と思わず声を出しても、とくに逃げる様子もなく、甘えてくる。さすがに牛ガエルだけあって、固い皮膚。まるでゴーヤをさすってるみたいでした。

ふっと、昔、小学生のころに、理科の実験でカエルを捕まえて解剖の実験をしたことを思いだし、ずいぶん残酷な授業だったなあと胸が痛んだ。さすがに今はそんな授業はやっていないだろうけれど。

こいつの根性を、三毛子は見習ってほしいものだ。あいかわらず外の世界にばかりご執心の三毛子、けさは、隣りの家の、モモのほうではなく、スズのほうとしばらくみつめあっていました。

以前、よく窓越しにみつめあっていたスズと三毛子。これからどうなるのかなあ・・・。ちなみにモモはメスで、スズはオスなんです。

まだ二匹は、外で会ってはいないようです。スズは、モモほど、外には出ないみたいで。

草ぼうぼうだった古墳のまわりも、ようやく草刈りの手が入り、とてもすっきりしました。おかげで蚊も少なくなったようだし、近くにいるヤマカガシの姿も見なくなりました。チビには少し物足りないようだけれど、安心です。

藤枝市には、「市長への手紙」というシステムがあり、あまりに草がひどいので投稿したところ、早速に対応してくれました。通る人の中には、わあっ、草が刈られてて気持いいねえ! と歓声を上げる人も。みなさん、けっこう気にしていたようです。風通しも見晴しもよくなって、よかったよかった。

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