猫とバラ

少し時間に余裕ができると行きたくなるところがあって、今日もちょいと寄ってみると、面白い名前のバラがあった。「たそがれ」という名前だ。

夕暮れの感じなのかな、バラの名前といえばどれもしゃれているのに、これは日本語の名前で親しみが湧いた。たそがれ感が漂っていて、鮮やかなバラのイメージではないが、たそがれ的な年齢の自分にはとても魅力的な色だ。

猫とバラはどこか似ている。バラには棘があるし、猫にも爪がある。しんなりと茎をしならせるバラと、体をくねらせる猫。どちらも、一筋縄ではいかない。三毛子を思わせるバラを探してみると、これかなあと思うものも。

気が強いが、無垢で、どこか憎めない。磨けばとても美しい花になりそうな気がするんだけど、もちろん三毛子はそんなことにはおかまいなしで。あいかわらず外を遊び歩いている。

寒くなってきたからガラス戸をしめている。帰ってくると、ひょいと顔を覗かせる

くたびれて帰ってきては、ライオン君と一緒に眠る。ライオン君とは以前はよくタッグマッチをしていたが、このごろは寄り添って寝ている。

外に出るようになってだいぶ薄汚れてきて、バラのようにきれいとはいかないが、このごろは私にだいぶ慣れてきて、背中を撫でてやっても猫パンチを返してこなくなった。ブラッシングをしたり首輪をするのももう少しかな。

3月に保護してから8カ月たち、ようやくここまできた。諦めなくてよかった! 撫でられるまでに5年かかったという人の話を聞いたときには途方に暮れる思いだったけれど。

どことなくまる子を思わせる。

人間の世界もいろいろ厳しいけれど、猫の世界にも掟があるようだ。三毛子は、以前は一緒にノラ生活を送っていたグレ子に嫌われてしまい、今ではグレ子に追われて逃げ帰ってくる。

後ろにいるのがグレ子

人間の匂いがついてしまうと、ノラ仲間からは疎外されるということを聞いた。野生の動物と同じらしい。三毛子とグレ子をみていると、それは本当なんだなあと思う。

君たちの関係を壊してしまったのではないかという後ろめたさを感じるが、グレ子のほうもそれなりに元気で、避妊手術をしてやらなくてはと考えているうちに、どなたかがしてくれたようで、ありがたい。

バラに例えると、さしずめグレ子は、これかなあ・・・。

黒真珠という名前。

本当はグレ子もまる子もチビもみんな一緒に暮らしたいけれど、それは無理というもので、今できることをやるっきゃないのです。

日が短くなり、寒くなってくると、たそがれ感が深くなってくる。心にも暖房がいるよなあ・・・。そうだ、せめて心を燃やせ! 鬼滅の刃を見習って。

ハートフルという名前のバラ

このバラの名前、ハートがいっぱいだなんて、イメージどおり。なんとなく、スコティッシュフォールドを連想。

~みんなの猫図鑑~より

「猫とバラ」への2件のフィードバック

コメントは受け付けていません。