花火大会の朝

今日は、藤枝市の花火大会の日。この日、公園は朝から花火の準備で落ち着かない。午前8時以降は、公園の奥は立ち入り禁止となる。なので、今日はいつもよりも早起きして6時30にはチビまる子のところへ行った。丘の上ではちょうど毎朝のラジオ体操をする人たちが、ラジオの音に合わせて体を動かしていた。

古墳の丘からは、ひさしぶりに富士がみえた。しかも朝の富士山だ。いつもの夕方の富士山とは趣がちがってみえる。

これまでは、花火の日には朝早くから頻繁にのろしがあがり、チビとまる子はのろしの轟音におびえて、なかなか出てこようとはししなかったが、今日はのろしも上がらず、なんとなく落ち着かない風ではあったけれど、ゆっくりと餌も食べて、くつろいでいた。

あまりに強い日差しに、まる子は日傘の中に避難。チビは、木陰へと逃げる。暑い日中はどこで過ごしているのだろうかと気になる。夕方は花火のためにここにはくることができない。なので、いつもより多めに餌をやり、水もとらせる。このまま日傘を置いて帰ろうかと思ったが、まる子は、日陰の地面に移動してペタリ。

熱を蓄えた石の上にくらべると、地面はきっと冷やっとしているんだろう。

二匹がなかよくしているのを見ながら、「今日は大変だけど、がんばりや。またあしたね」、と声をかけ、坂を下りて行くと、途中の、遊具がある広場では、すでに花火をあげる支度が始まっていた。坂の途中のこの広場は、何カ所かある打ち上げ場所の一つになっているようだ。

トラックから花火をあげるための筒を運び出し、

順に並べていく。トラックの中には、

大きな筒が。そして、花火らしきものも。丸い花火の玉を何個ずつかにまとめて包んであるようだ。これをほどいて、一個ずつ、並べてある筒に入れて、火をつけるんだ。初めてみたなあ・・・。花火師って、度胸がいるんだろうなあ。

おおっ、花火ってこんなふうなんだと、みつめていると、後ろから、邪魔、邪魔、とお叱りが。興味があると、どこにでも体が先に行ってしまうんです。失礼しました。

花火に関わる人たちには、年に一度の晴れ舞台。そして、公園の猫たちには、最悪の日となる。なにしろ、花火を打ちあげる音がすぐ近くで鳴り響くのだ。大きな音を怖がる猫にとって、どんだけの恐ろしさだろうか。考えるだけで、胸が痛くなる。

胸が痛いが、どうしようもない。とぼとぼと歩いて行くと、あいかわらず鬼蓮がきれいに咲いていた。やっぱり、早朝の蓮はきれいだ。ちょうど開きかけている花もある。早起きは苦手だが、ときどきは早朝にくることにしよう。同じ景色も、ちがってみえるから。

対岸にもトラックがいる。花火の準備だろう。いつもと様子が違うからか、猫たちは一匹も出てこない。どうか耐えてくれよなあ・・・。明日になれば、またいつもの空気に戻るからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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