パワースポット

花手水

はなちょうずという。前島神社というところに、めずらしいものがあるというので行ってみると、参道の入り口には手水があり、たくさんの花が水に生けてあった。ちょうど氏子の方が草むしりをしていて、家から花を持ってきて生けているのだと話してくださった。

神社の入り口あたりにあるのが、ちょっと有名な、二つの異なる木の合体の場所。パワースポット。

仲良く、エノキと楠の木がぴったりと抱き合うようにくっついて、空へと伸びている。そのそばにあるナギという木の葉っぱは縁起物でお守りになるから持って行けと氏子さん。せっかくだから、頂いてきた。海が凪いでいるように、平穏無事に暮らせるのだという。

大波ばかりの私の人生も、これで凪ぎになるか? 頂いたナギの葉っぱを持って、午後からは、先日行った滝にもう一度行ってみた。ひさしぶりに晴れていて、日の光が竹林に落ちて、奥へと誘っているようだった。

前回は裏ルートだったので、今回は通常のルートから。やっぱり、普通の道は整備されていて歩きやすかった。通常の道を行けばこんなに楽だったじゃん、私の人生も、もしかすると、もう少し楽にできたのではないかとと思いながら、少し行くと、そこが、前回はおめにかかれなかった「行の滝」。

さらに行くと、両側にアジサイが群生している道に入り、こんな橋もあった。

そしてそのまま道をたどって行くと、前回見た白藤の滝と観音滝。

やはり、水量が少ない。そして今日は、あたりに漂っていた、あのかぐわしい匂いがなかった。いったいあれはなんだったのだろうか。前回は誰にも会わなかったが、きょうは天気もよかったせいか、何人かの人に出会った。駐車場に戻ると、出会った人のバイクなのか、かっこいいバイクが止まっていた。

なんと、ハーレーではないか。先日サクランボを送ってくれたあべちゃんも、こんなんに乗ってるのかなあ・・・。もうじき70歳になるって言ってたのになあ・・・。なんとすてきな生き方だろう。高齢者がどうのこうのと、近頃やたらと高齢者に厳しいご時世になってしまったけれど、そんな高齢者がいてもいいんではなかろうか。

そんなわけで、そのままチビまる子のいるところに行くことになった。

本日のまる子の寝姿。あいかわらず癒される恰好。餌を食べた後、ひとしきり寝るのがこのごろの日課。少し離れたところではチビも。食後の休息。通り過ぎる人たちも眺めて笑っていく。

夕暮れの駿河の海はぼうっとかすんで、空は、ボーダー柄になっていた。

きっぱりと赤い夕焼けもいいが、おだやかに霞んでいるこんな夕暮れはもっと好きだ。海も、凪ぎのようだ。昔の漁師は、ナギの葉っぱを持って漁に出たという。